売却時のQ&A

 Q. 売却するために必要な手続きは?
A. 国土交通省が定めた標準媒介契約約款に基づき、売り出し価格・売却活動期間などを記載した媒介契約を、お客様と当社との間で締結していただきます。
また、売主様が知っているご売却不動産の状況や買主様に引渡す設備の状態等について「物件状況等報告書」と「設備表」にご記入いただきます。
なお、売主様ご本人様であることを確認するため、権利証または登記識別情報通知書の確認をさせていただき、本人確認手続きを取らせていただきます。
 Q. 媒介契約の種類による違いは?
A. 媒介契約には専属専任媒介契約、専任媒介契約、一般媒介契約の3種類があります。
契約内容がそれぞれ違ってまいりますので、詳細に関しては営業担当にお尋ねくださいませ。
 Q. 査定にはどのくらい時間がかかるものですか?
A. 机上査定では、通常30分~1時間程の調査で査定価格を算出します。
訪問査定は、現地確認に30分から1時間程度、その後役所での調査や法務局での調査が行われるので、査定書が出されるまでには数日かかることがございます。
 Q. 売却する時の査定はどのようなことをするのですか?
A. 査定の方法には、訪問査定(現地査定)と机上査定(簡易査定)があり、訪問査定とは、現地を実際に訪問し調査をするので、より具体的な価格を提示できる場合が多いです。
また、お部屋やお庭の状態、方位、隣地との高さなどを確認してから査定を行います。
日当り、騒音などのチェックなども実際のお部屋で確認を行います。 机上査定の場合、訪問調査はせずに、法規制等の調査、周辺の売出事例や成約事例の調査、市場の動向などを踏まえ、大まかな査定価格をお出しいたします。
 Q. 売却の販売価格は誰がどのようにして決めるのですか?
A. 担当者が提案した査定価格を参考にして、販売価格は最終的には売主様に決めて頂きます。
ご希望価格と査定価格がかけ離れている場合は、お客様のご希望をお申し付けください。
ご希望価格に近い売却計画をご提案いたします。
 Q. 売却を決めないと価格査定はしてもらえないの?
A. 売却が決まっていなくても大丈夫です。
査定した価格を参考にしてご売却のご決定をすることもできますので、お気軽にご相談ください。
また売却価格は必ずしも査定価格である必要はありません。
しかし査定価格は、不動産取引のプロとして客観的に物件を評価し、周辺の相場や長年蓄えた ノウハウをもとに適正と思われる価格を算出したものです。査定価格を大きく上回る金額で売りに出されると、売れるまでに長い期間を要し、結局査定金額を下回る額でしか売れなかったというケースもあります。
売りに出される金額は、担当者とよくご相談の上決められることをお勧めします。
 Q. 自宅の売却資金を、買いかえ先に回したいのですが。
A. まず、ご自宅の売却資金を受け取るには、買いかえ先に引越ししてからになります。
このような場合、買いかえつなぎ融資の利用もできます。(一時的に必要資金を用意すること) 他に買主様の承諾が得られれば、引越後、残金受領後にも数日間、今の家に住まわせてもらい、残代金を購入先に支払ってから引越しができる場合もございます。
 Q. 売却するために必要な諸経費にはどんなものがあるの?
A. 主なところでは、仲介手数料や抵当権の抹消費用、契約書に貼付するの印紙税などが必要となります。また、売却によって譲渡益が発生するケースでは、所得税等がかかる場合がございます。
 Q. 売却先行と購入先行、どちらが良いの?
A. どちらの場合にもメリット・デメリットがあり、一概には言えません。
売却先行では資金計画が立てやすい反面、希望に合う物件がなかなか見つからない、仮住まいが必要になるといったケースが考えられます。
一方、購入先行では転居のスケジュールは立てやすいですが、売却が思うように進まない場合、資金繰りを心配する必要がでる可能性があります。
いずれにしてもお買換えプランとスケジュール調整が重要になります。
 Q.  売却代金はいつもらえるものでしょうか?
A.  売却代金は、契約時と引渡し時の2回に分けて支払われる場合が一般的です。
その内訳はご契約時に5~10%程、引渡し時に残りが支払われることが多いです。
 Q.  売却することを断念しても、仲介手数料は払わなければいけないの?
A.  仲介手数料はあくまで成功報酬ですので、ご売却が成立しない場合にお支払いいただくことはございません。
 Q.  やむを得ず売却を中止することになった場合、チラシなどの費用は払わなければいけないの?
A.  基本的に、広告費についてご負担いただくことはございません。
 Q.  近所に知られたくないのですが、広告を行なわないで売却は可能ですか?
A.  広告をせずに売却することも可能です。弊社のネットワークから購入希望者へのご紹介など、多彩な方法で条件の合う方への売却情報を提供します。
チラシ等の配布は出さずに、インターネットを利用して掲載することが効果的です。インターネットは興味のある方が見られますので、ご近所の方に知られにくく、購入希望の買主様が多数ご利用されています。
 Q.  住みながら売却することはできるのですか?
A.  中古物件の場合は、多くの方が入居中で売却を行うのが一般的ですので、もちろん可能です。
 Q.  鍵は預けなければいけないのですか?
A.  居住中の場合は必要はありませんが、空室の場合は、弊社に鍵をお預け頂いた方が買主様の案内時など煩わしくありません。購入希望者の内見希望が出た際にスムーズに対応ができます。
 Q.  売り出し前に、リフォームはしたほうがよいですか?
A.  普通はリフォームする必要はありませんが、買主様の好みの問題もございますので、一般的には買主様が行う場合が多いです。
しかしあまりにも古かったり、汚れが目立つような場合は、少しでもリフォームすると見学者にとって印象が良くなり、早期に売却が決まったりすることもあります。
 Q.  賃貸中でも売却することはできるの?
A.  可能です。賃貸借条件を引き継ぐことを条件として販売させていただきます。
 Q.  買い換え先が未完成で、先に自宅が売れてたらどうなるのですか?
A.  住まいの買い換えは、スケジュールの調整が重要になってきます。
仮の住まいが必要な場合や、買主様に引渡しをお待ちいただく場合などがあり、一概には言えませんが、お客様にとって最適なお買い換えのプランをご提案いたします。
 Q.  販売活動ってどのようなことをするの?
A.  当社ネットワークを通じた登録顧客へのご紹介、ホームページや新聞折込チラシ・住宅情報誌への掲載、オープンハウスの開催、 周辺住宅へのご紹介、指定流通機構(レインズ)への登録、不動産業者等への紹介などを実施いたします。
 Q.  ご購入希望の方はいつ、どのように見学に来られるの?
A.  見学の日時はあらかじめご連絡させていただきますので、突然お伺いすることはありません。
また、オープンハウスを実施して、決められた日時に自由に見ていただくことも出来ます。
 Q.  ご購入希望の方が見学に来られたら何をすれば良いの?
A.  お部屋の第一印象が大事になりますので、次の3点の事前準備をお願いします。
1つ目は、簡単にお掃除しておいてください。
2つ目は、窓を開け換気をしておいてください。
3つ目は、各居室の明かりをつけておいてください。
また、見学中にご購入希望の方から実際のご生活(夜道は暗くないですか。ご近所の方はどんな方がお住まいですか。など)について質問がある場合がありますので、お答えいただければ幸いです。